· 

【非常持ち出し袋】*震災経験者は何を入れてる!?


先日、9月1日は防災の日でしたね。
東日本大震災を被災地で経験したわたしにとって、とても意味のある日です。
遅ればせながら、持ち出し袋の中身を見直したので紹介しますね♪

持ち出し袋の中身は!?

◆1 水

500mlペットボトルを2本。

 

・リュック内での収納場所を確保しやすい

・開栓後、比較的短時間で飲み切る(使い切る)

という理由から500mlをチョイス。

 

あと1~2本入れたいですが、リュックの容量から考えると厳しいかな。

 

リュックが重すぎて逃げ遅れることもあるので、バランスを考えて決めるといいかと思います。

◆2 食料

・α米×2 ・カンパン ・缶詰 ・ライトミール

 

お箸とスプーンのセット(セリア)も入れています。

 

ちょっと少ないかな?

震災時は丸2日ほど、ほぼ飲まず食わずで動き回っていたから大丈夫だろうか・・・? 飴もあると心強いかも。

◆3 コンタクト用品、処方薬

 

生活必需品です!

震災時はかかりつけの病院に行けないことがほとんどです。

お薬手帳のコピーを持っていると、薬を処方してもらうときも安心ですね。(わたしも入れようと思います)

 

持っている眼鏡が1つだけなので入れていませんが、新たに作って入れておいたほうがいいかな。

◆4 歯ブラシ、歯間ブラシ、歯磨きシート

 

震災時は水を自由に使えないことも想定されます。

ですので、歯磨きシートを入れておくと安心ですね。

◆5 身体を清潔に保つアイテム

 

・アルコールウエットシート ・フェイスケアシート

・綿棒 ・石鹸

 

震災時は1週間以上、入浴できませんでした。

顔や身体を拭くシートなどもなく、揃えておけばよかったと後悔。

フェイスケアシートがあれば、身体も拭けます。

石鹸を使えるタイミングは限られていますが、水を使える場合は役に立ちます。

◆6 身体に使うアイテム

 

・カイロ ・マスク ・絆創膏

 

震災後は瓦礫による粉塵が多く、数か月間はマスクをしていました。

慣れない生活で体調を崩すことも多いので、風邪などの予防にも使えます。

避難所には大きなヒーターがある場合もありますが、手軽に身体を温められるカイロがあると安心です。

◆7 タオル、三角巾

 

身体を拭く、温めるのにも使えますね。

怪我で出血した場合は、タオルや三角巾で止血もできます。

 

三角巾はツルっとした感触で文字を書きやすそうなので、マジックで文字を書いて助けを求めるのに使えるかもしれません。

◆8 ローソク、マッチ、懐中電灯

 

避難時に、そして避難所に行ってからも使えます。

もちろん自宅内でも。

 

個人的には、懐中電灯は手回し式がオススメ。

電池式だと、電池がなくなれば使えなくなってしまうからです。

(手回し式も、ハンドル部分が壊れたら使えませんが)

震災時に(懐中電灯ではありませんが)電池がなくなって困ったので、手回しで充電できるものを選びました。

 

ローソクは、庁舎や避難所で実際に使っていました。

マッチが使用できるかどうか、定期的に確認するといいですね。

◆9 トイレットペーパー、ティッシュ

 

避難所では高確率でトイレットペーパーが不足します。

ティッシュだけでは足りないこともありますので、潰してでも、1ロールは入れておいたほうがいいと思います。

 

◆10 スリッパ

 

避難所では土足OKの場所もあると思いますが、寝起きするスペース付近ではスリッパがあったほうがいいです。

(施設によっては土足厳禁という場合もあるかもしれません)

 

避難所に着いたらすぐに使う場合もあるので、出しやすいポケットなどに入れておくといいですね。

◆11 新聞、シート

 

避難中や避難所でも敷いて使えます。

避難所には毛布や座布団、マットなどがありますが、十分にいきわたらないことも考えられます。

 

床に直に座ると冷えや痛みの原因になりやすいので、ちょっとしたシートでもあったほうがいいです。

◆12 軍手

 

避難するとき、その後にも手を保護できます。

寒い時は素手よりも暖をとれます。

◆13 小銭

 

(わたしの場合は)震災時はお金を使える場面がありませんでした。

自販機は津波で流されたり、停電していたり。

 

電話は、数日後に衛星電話が庁舎前に4~5台設置されました。

(時間制限はありましたが、無料で使えました)

 

災害の種類や規模、居住場所によって、お金が使える場合、使えない場合があると思います。

公衆電話を使う場合は、100円玉よりは10円玉のほうが使いやすいですね。

◆14 便箋、ハガキ、切手

 

形態電話は1ヶ月ほど使えませんでしたが、郵便機能は比較的早く回復したような気がします。

大学時代の先輩がレターセット、ペン、切手を送ってくれたので、祖母や親しい方に無事を知らせることができました。(本当に感謝感謝です)

※2019年10月から郵便料金が変わるので、新料金での切手の準備が必要ですね。

◆15 エチケットセット

 

必須ではありませんが、避難生活が長くなると必要になるかもしれません。

実際、避難所生活が長かった同僚は「これがほしかった!」と言っていました。

ハサミが1本あると何かと使えますね。

◆16 ジッパーケース、袋

 

密封できる袋は、濡れた物、汚れた物などを入れるのにも使えます。

これまで紹介した物を収納するのにも使っています。

 

写真では紹介しませんが、着替えと生理用品もそろえています。

オススメの収納法は!?

★透明な袋・不透明な袋を使い分ける

 

着替えや生理用品のように人の目に触れたくない物は不透明な袋に、

人の目に触れてもいい物は、透明な袋に入れる のがオススメです。

 

透明な袋に入れたほうが、何がどこにあるかがわかりやすくなります。

 

透明な袋は◆16でも紹介したジッパーケースがオススメです。

わたしはフリーザーバッグ(ダイソー)のS、Mサイズを使っています。

すぐに使う物は出しやすいポケットへ!

懐中電灯や軍手、スリッパなど、すぐに使う物は出しやすいポケットに入れるのがオススメです。

 

懐中電灯がリュックの奥深くに入っていたら、探すのに時間がかかってしまいます。

リュックの外についているポケットに入れておけば取り出しやすいですね。

サイドについているメッシュのポケットでもいいと思います。

 

軍手も避難時に使う可能性がありますので、懐中電灯とセットで収納しておくのがオススメ。

 

スリッパは避難所で使います。

外ポケットでなくてもいいですが、避難所に到着してすぐに出せるといいですね。

持ち出し袋をどこに収納したらいい?

いざというときに持ち出しやすい場所に収納しましょう。

 

普段使わないからと取りにくい場所に置くと、持ち出すのに時間がかかって逃げ遅れることもあります。

また、取り出せずに結局使えないことも考えられます。

寝ている最中でも、玄関から逃げられなくても持ち出しやすい場所を選んで収納しておきましょう。

 

子どもがいる方は、子どもでも取り出せる場所を選ぶのがオススメです。

(大人用と場所を分けてもOK)

 

場所を決めたら、ご家族と共有してください。

家族のうち一人だけが自宅にいる場合でも、自分の持ち出し袋を持って避難できる状態が理想です。

持ち出し袋の準備で心がけたいこと

心に余裕がないときは、持っている安心感、どこにあるかがわかる安心感が大事だと考えています。

 

だからと言って、あれもこれもとリュックに入れてしまうと、重みで逃げるのが大変になります。

一番大事なのは命。命あってこその持ち出し袋です。

持ち出し袋を背負って、走って避難できるかを確認するのがオススメです。

(災害時は非難する道の状態が悪いことも多いです)

 

このことを心に留めながら準備をしておくのがいいですね。

 

今回紹介したのは、成人女性1人分の持ち物です。

(夫の分は別にまとめていて、わたしとは一部中身が異なります。)

 

普段使っている物を基にして準備してみてください。

小さなお子様がいる方や、介護中の方がいるご家庭では、オムツなども必要ですね。

 

ライフスタイルの変化によって、揃える物も変わります。

また、食べ物や水は消費期限もありますし、物も劣化していきます。

定期的にチェックをしておくといいですね。(わたしは9月1日と3月11日にしています)

 

わたし自身、まだまだ不足している物もあるので、これからも揃えていこうと思っています。

わたしの震災の経験が、あなたのお役に立てれば嬉しいです。

ご質問をいただければ、わかる範囲で精一杯お答えします。

 

お気軽にご連絡くださいね。