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ランドセルラックは本当に必要??


先日、小学生のお子様を持つ方から「ランドセルラックを子どもに使わせたいのだけど、この商品はどうでしょう?」と相談をいただきました。

お子様に整理収納の習慣を身につけさせたいのだそうです。

その気持ち、よくわかります。

 

わたしには子どもがいないので、純粋に整理収納アドバイザーの視点から

【ランドセルラックが必要かどうかについて考えてみたいと思います。

★ランドセルラックのメリット・デメリット

まずは、ランドセルラックのメリットとデメリットについて考えてみます。

わたし自身も使ったことがないので推測になりますが、ご了承ください。

 

【メリット】

  • 整理整頓のモチベーションが継続しやすい?
  • ランドセルを置きやすい?
【デメリット】
  • 持ち物の量や種類の変化に対応しにくい?
  • 主に使えるのは小学生の間だけ?
  • しっかりした作りでスペースを取る?処分しにくい?
  • 使う=整理収納を身につけられるわけではない

★物より大事なのは○○

メリットよりもデメリットのほうが多くなりました。
実は、大人が整理収納を行う場合も同じことが言えます。
たとえば、整理収納が苦手な人がお気に入りのデスクを買ったからと言って、即座に整理収納をできるようになるわけではありませんよね。基本的な知識を身につけて、実践を重ねることで徐々に身につき、その人に合った仕組みができ上がっていきます。
つまり、ランドセルラックを手に入れること以上に大事なのは、正しい知識と実践

整理収納には

  • 使用頻度が高いものほど、取り出しやすい場所に収納する
  • 一つの仕事で使うもの(同じタイミングで使うもの)をまとめて収納する

などの考え方があります。

 

お子様の学年や時期によっても物の使用頻度が変わりますよね。

学校に持っていく物だけではなく、クラブ活動や習い事で使う道具、教材なども併せて考えると、より変化に対応できるスペースづくりが必要なのではないでしょうか。

★スペースの自由度=変化に対応しやすい

その変化に対応するためには、収納スペースをなるべく自由に変えられる収納ラックがオススメ。

 

たとえば、カラーボックスは2~3段の各段をケースやラックで仕切ったり、引き出しを入れたり・・・というようにスペースを自在に使えます。そして、段の高さそのものを変えられる商品もあります。

 

スペースの使い方の自由度が高いということは、ライフスタイルの変化にも対応しやすいということです。つまり、中学生や高校生になっても使える可能性が高いです。

 

それに対して、ランドセルラックはランドセルの収納場所、教科書の収納場所、小物を収納する引き出し、というようにスペースの用途が決まっていることが多いのではないでしょうか?

 

スペースの用途が決まっているほど、それ以外の用途での使い方が難しくなります。

そのため、スペースよりも大きな教材の収納に困ったり、量が増えた教科書がスペースからあふれたり・・・というように、使いこなせない可能性も考えられます。

★自由度が高いラックがオススメ

以上のことから、わたし個人としてはランドセルラックは必ずしも必要ではないと思います。

 

むしろ、使い方の自由度が高いカラーボックスのほうがオススメ。

 

ランドセルが入るサイズを選べば、ランドセルラックの役目を十分果たせます。

(ランドセルをボックスの上に置いたり、横に掛けてもOK)

 

ただし、お子様が気に入ったランドセルラックを使うことでモチベーションの維持につながることもあると思います。

ですので、「ランドセルラックは絶対に必要ない」とまでは言えません。

 

一番大事なのは「ランドセルラック」ではなく、正しい知識をもとに仕組みづくりをすることです。

この点を頭の片隅に置いて、ランドセルラックが必要かどうかを考えていただければ嬉しいです。